TOPページへ
JAPANESE・ ENGLISH

H23年度宇宙科学情報解析シンポジウム報告、集録原稿募集

平成24年2月15日、H23年度宇宙科学情報解析シンポジウムが宇宙科学研究所において開催されました。
プログラム (pdf)
発表資料

研究会の趣旨: 近年、宇宙科学における様々な分野において、観測装置と計算機の大型化によって、以前に比べて飛躍的に大量のデータを取得することが可能になってきています。そのために、観測から科学的成果を産出するにあたって、大規模データをいかに効率良く解析し必要な情報を引き出すかが、新たな技術課題となりつつあります。また、デジタル技術の普及に伴い、デジタルプラネタリウムや様々なアプリケーションに代表されるように、宇宙観測データが科学研究以外の分野でも広く利用されるようになってきています。

そこで、本シンポジウムでは、宇宙科学データ(シミュレーションデータを含む)に関する新しい処理、解析、利用の手法、データベース技術やそれを応用したシステムの構築技術、運用技術など、宇宙科学、情報科学、情報技術にまたがる研究開発をテーマとした研究発表を、様々な専門を持つ研究者・技術者の方々に行って頂きました。 普段はなかなか接する機会のない、周辺領域の研究者、技術者の間で、深く掘り下げた情報交換や活発な議論が行われました。

シンポジウムの収録は、査読付きの「宇宙科学情報解析論文誌」(英語名:Journal of Space Science Informatics Japan)に、JAXAの研究開発報告(RR)として出版予定です。冊子として発行されると同時に、 「JAXAリポジトリ」からオンラインで参照可能になります(昨年度のシンポジウム収録を中心に20本の論文を掲載した論文誌第一巻は、現在印刷中です)。

発表者におかれましては、以下の要領で集録原稿の作成を お願い致します。なお、研究会で発表されなかった方からも、シンポジウムの趣旨に沿った、新たな原稿を募集します。

締め切り:2012年6月30日 (必着)

投稿方法:執筆要領に従って作成された電子ファイルを、plainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jp宛にメール添付でお送りください。編集時にページ番号、ヘダーなどを入れますので、PDFではなく、Wordファイルなど、簡単に編集できるフォーマットで送ってください。Latexも受け付けます (画像を含むパッケージで送ってください)。分量は特に制限しませんが、4ページから10ページを目安としてください。

集録の出版形態:以下の条件を満たしているかどうかの査読を経た後、JAXAの研究開発報告(Research and Development Report; RR)として出版されます。

論文受理の条件:

  1. 宇宙科学関連データ(シミュレーションデータを含む)に関する処理手法、解析手法、 新しい利用手法、データベース構築技術、および、それらを応用したシステムの構築技術、  運用技術、など、宇宙科学と情報科学にまたがる研究開発をテーマとした論文であるか?
  2. 独創的な研究や開発の報告であるか?ただし、すでに公表された研究・開発のより 詳細な報告や、公表される予定の研究・開発の概略紹介は認める。
  3. 正確な日本語、英語(要旨)で明瞭に記述されているか?
  4. 執筆要領に従っているか?:

各論文は JAXAレポジトリ(http://repository.tksc.jaxa.jp)に登録され、一般に公開されます。JAXAレポジトリ内に、論文毎のパーマリンクを持つホームページが生成され、そこからアブストラクトの閲覧、PDFのダウンロードができるようになります。

質問等がありましたら、plainsympo AT c-soda.isas.jaxa.jpまでメールでお問い合わせください。

2012年2月20日
JAXA/宇宙科学研究所
宇宙科学情報解析シンポジウム世話人
学際科学研究系 海老沢 研、篠原 育、三浦 昭、 山本 幸生

最終更新日: 2019年12月25日