X線天文衛星のデータ解析


データ解析ソフトウェア

科学衛星運用・データ利用センターの解析サーバでは、DARTSに置かれているX線天文データ解析に必要な解析ソフトウェアを用意しています。 解析サーバではLinux (mgl, klm)上でX線データ解析環境を整備しています。 HEASoftとGINGA toolsが使えます。

なお、HEASoftのインストールは、ソースコードから行っています。各バージョンのソースコード、ライブラリ、実行形式は、 /usr/local/xray/heasoft/の下にあります(解析サーバにHEASoftをインストールする手順書)。

使い方

unix% xraysetup {tool名}

とすると環境変数などの設定が行われ、それぞれのtoolが使えるようになります 。

unix% xraysetup heasoft
でHEASoftの最新版が、
unix% xraysetup ginga
でGINGA toolsが使えます。なお、古いバージョンのHEASoftも
unix% xraysetup heasoft66
のようにバージョンを指定することで使えます。

下のように打つと、使えるツールとバージョンの一覧が出力されます。

unix% xraysetup 


衛星データ、キャリブレーションデータ

/darts 以下にDARTSで公開されているデータがマウントされています。 各衛星データのディレクトリは以下の通りです。
すざく/darts/suzaku/
あすか/darts/asca2/
ぎんが/darts/ginga/

キャリブレーションデータについては、/usr/local/xray/caldbに最新のキャリブレーションファイルがHEASARCからミラーされています。

下のページも参考にしてください。
すざく DARTS
すざく公開データリスト
あすか DARTS
ぎんが DARTS


リンク

すざくヘルプページ: 解析マニュアルなど「すざく」の解析に関する様々な情報が集められています。

C-SODAのトップページ

DARTSのトップページ

解析サーバのトップページ


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最終更新日: 2012年10月16日